AEWのスター、ソニー・キスがThe Sessions with Renee Paquetteに参加し、現在のプロレス界におけるLGBTQレスラーの成長に就いて語りました。性別が流動的なソニー・キスは2013年にデビューして以来、プロレスをLGBTQレスラーにとってより包括的なものにするために行われた変化について話しました。
「ここ10年くらい、2020年代は間違いなく良くなっています。私が2013年に業界に入ってきた時は間違いなくそんなことはありませんでした。まだ進歩していて、この10年で確実にだんだん良くなっています。私やナイラ(ローズ)、(アンソニー)ボーエンス、レイラ(ハーシュ)、キエラ(ホーガン)、ディアマンテ、オーブリー(エドワーズ)など名前を挙げればきりがないくらいです。ソーニャ・デビル、ジェイク・アトラス。みんな壁を削って、「この壁を壊してやる」と思っています。そういうことなんだと思います。」
その後、LGBTQレスラーをブッキングする際のポイントは何かと尋ねられたキスはタレントが自分らしくいられるようにし、スクリーンに登場する事でファンとの対話を続ける機会を与える事が最善の方法だと答えました。
「ただ、そのままでいてもらうことです。”みんなを自分らしくさせる"というのはベストな呼び方だと思います。なぜなら、人々はストーリーラインに関して、限界を超えなければならないと感じているからです。私はその必要は無いと思います。オープンリー・ゲイの男性とシス・ジェンダー(生まれた時に割り当てられた性別と性自認が同一性)・ストレートの男性とのストーリーでも、クールでいられます。テレビでボーエンズを見ても、ボーエンズがゲイのレスラーだとは思わないでしょう。彼はただのアンソニー・ボーエンズです。レイラを見ても、本当にレイラだとは思わないでしょう。すぐには思いつかないのです。私は誰もがありのままの姿であるように感じています。私の場合も、セクシュアリティや外見にこだわらないストーリーをいつも提案しています。ファンとの対話を続ける為のストレートなアイデアです。」
「"利用される"ことが大事なんです。本当にりようされないとやっていけません。それよりも、お客さんに見てもらう事、お客さんと対話する事が大事なんです。今年も機会があれば、そのような話をしたり、対話をしたり、私の視点からプレゼンテーションをする事が出来ればと思います。」
RampageやDynamiteではソニー・キスは大きくフィーチャーされていませんが、彼女はAEWが多様性を認め、特にLGBTQのタレントに良い仕事をしていると思う事をアピールするようにしました。また、彼女自身、自分がもっとテレビに出られるように努力する事を決意しています。
「私は間違いなくAEWにいることが大好きだと伝えたいです。AEWはLGBTQのタレントが自分らしくいられるように、会社のみんながそれを受け入れられる事が出来るように、素晴らしい事だと思います。トニー・カーンは褐色の男性で、ミーガは褐色の女性です。彼等はインクルーシブであり多様性を認めていることは明白です。私はそのことを伝えたいと思っています。ただし、自分が映っていなければ、自分のストーリーを語る事は出来ないのです。そのために努力をします。」
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