ライアン・ネメスは、AEWでの自分の役割に何を求めているのかを語りました。彼はドルフ・ジグラーの弟というだけではなく、映画監督という一面も持っています。彼の映画「Heel」はいくつかの映画祭で脚光を浴び、オスカー候補にもなっています。現在、ライアンはAEWでの役割を将来的にバックステージで成長させたいと話しています。
Into The Danger Zone with Chris Denkerに出演したネメスは、自分の将来の展望について語りました。
「AEWはとても新しい会社なので、今の私が最終的にどうなるのかを言うのは難しいですが、信頼されたタレント、裏方としての役割をどんどん増やしたいと思っています。それがAEWで私の望んでいる事です。AEW以外では、俳優業と映画製作を続ける事が私の目標です。どちらも同じ事だと思いますが"もっと、もっと、もっと、もっと"となるようにしたいのです。」
さらに、ネメスはメンタルヘルスにどのように気を配っているかについて、ダフニーの悲劇的な死の後、さらに他のレスラーが続かぬよう、メンタルヘルスに関する議論を正常化するためのプロジェクトに取り組みました。
「私自身のメンタルヘルスのために、瞑想や読書をしていますが、数ヶ月前、レスリング界の多くの人がダフニーの悲劇的な出来事に心を打たれたように、最悪でした。それでその日のうちに、いや、すぐにでも、このプロジェクトをやろうと決めました。メンタルヘルスを気にするなら、あなたはいくじなしだとか、男らしくないとかいう考えを払拭したかったのです。そこで私はAEWの許可を得て、ロスターにメールを送りました。「もし、自分の対処法について話したい人がいたら、ライアンに連絡してください」と言ったのです……そこで、ロスターの中でも特に男性的な人達や、硬派な人達、そして女性も数名集めて、薬やカウンセリング、セラピーなど、個人的なメンタルヘルスに対処する方法について話してもらいました。」
「私の目的は、ロスターの若いメンバーや、その他の人達が恩恵を受けられるようにする事でした。これは自分の脳を気遣う事、いくじなしだなんて考えてはいけないということなんだ。彼等はバッドアスなパフォーマーだけど、みんなオープンに「私には弱さがあり、弱点がある」と明かしてくれました。私達の危機管理カウンセラーであり弁護士でもあるミーガが、とても親切にデータや情報を提供してくれたので、ロスターのためだけにこのビデオパッケージを作成しました。公開をするためでもなく、「いいね!」をもらうためでもありません。彼がそうしてくれるなら、それはそれで構いません。」
「しかし、私の目標は、文字通り、この会社の1人でも2人でも人を助けたいということです。ツイッターでバイラルビデオを作る事には興味がありませんし、それが出来るのは素晴らしい事です。でも、プロレスという非常識なビジネスの中で、必要としている人達に、実際の証言や実際の具体的な支援方法を提供したいと思っています。そう、これは今週完成したばかりのもので、彼等の承認を得る為に送ったものです。願わくば、すぐにロスターに個人的に配布される事を願っています。」
「私はセラピストではありませんし、危機管理カウンセラーでもありません。しかし、私は映画製作者であり、物事をプロデュースするのが得意です。これらのことをまとめて、人々が私を信頼してくれて、カメラに向かって話し、編集し、制作し、提供する事ができ、それが誰かの助けになることを願っています。」
先日、AEWは所属レスラーがメンタルヘルスについて語るこのビデオを公開しました。ネメスはファンからの好意的な反応に感謝を示しています。また、コミュニティ・アウトリーチ・プログラムの拡大の為に、アマンダ・フーバーを採用し、ジョン・フーバー・レガシー財団を設立しました。これはネメスがジョン(ブロディ・リー)の肖像画を作成して、プリント販売を開始したこともあり、思い入れのあるものだと述べています。
Fightful
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