AEW社長のトニー・カーンは先日、Z100ニューヨークのジョシュ・マルティネスとトークをし、ダン・ランバートとアメリカン・トップ・チームはAEWとどのようにして関わったのかを明かしました。
「パンデミックの1年半程前、2020年の初めに、マイアミで(ホルヘ・)マスヴィダルと食事をして、ビジネスの話をしたんだ。素晴らしい話をしてたら、『アメリカン・トップ・チームのダン・ランバートって聞いた事あるかな』と言われたんだ『インパクトの?彼はインパクトではボビー・ラシュリーのマネージャーをしていたよね。本当にいい仕事をしたよ』と言ったら、『あいつ、実生活でもプロレスの大ファンなんだ』と言われたんです。私は『え、そうなの?彼はいい人で、性格もいい。いつか会ってみたいな』と思っていたら、『今すぐ会う?』と返され、『そうだね、彼に来てもらって一緒に遊ぼう』と言いました。夕食を取っているところに、彼が来てくれたんです。史上最速の友達ですね。」
「ダンはフロリダに住んでいて、とても親しくなりました。パンデミックの影響でレスラーから離れた屋外の席にファンを入れる前、ショーに来てくれた人はみんな、小さなグループになっていました。ダンはCOVIDテストを受けて、しばらくバブルの中で私達と一緒にいました。ある時、歴史家のためにベルトコレクションを持ってきてくれました。彼は世界一のレスリングベルトコレクションを持っているからです。バディ・ロジャースのベルトを持っていたり、かっこいいものをいくつか持ってきてくれました。」
「ダンはレスリングとフットボールをこよなく愛していて、マイアミのフットボールの大ファンであると同時に、世界最大のレスリングファンでもあるんだ。彼と友達になり、UFCがジャクソンビルでも開催することになりました。ダナと私が本当に仲良くなったのは、ダナが私のバブルの真向かいに設置され、私達はデイリーズ・プレイスにいて、彼等は駐車場を挟んでアリーナにいたからです。ダナは私と仲良くなり、私の父とも会わせましたが、私は彼の事が大好きです。ダンはとても話し上手で、プロレスをとても大切にしていて、そこからアイデアを得ました。」
「スコーピオ・スカイはMMAのバックグラウンドを持っています。私が結成したチーム「メン・オブ・ザ・イヤー」は当初、スティングとダービー(・アリン)の対抗馬が欲しかったのですが、彼等はとても素晴らしいケミストリーを持っていました。スコーピオ・スカイとイーサン・ペイジに長期的な可能性があると思いました。スカイは実績のあるMMAファイターで、イーサン・ペイジも空手とテコンドーの2つの黒帯を持っているという、本来ならば多くの人が思い浮かべないような人物です。そして、ダンはプロレスのマネージャーとして夢を叶えることができて、とてもクールで素晴らしい。彼等はどんどん熱を帯びてきて、その時にクリス(・ジェリコ)と話をしたんだ。クリスとダンは本当にお互いに協力し合えるし、ここには何か特別なものがあるはずだよ。」
ランバートとATTはインナーサークルとの対戦が決まっています。また、ランバートは最近TNTチャンピオンのサミー・ゲバラに狙いを定めています。
カーンはオーエン・ハート・ファウンデーションとのパートナーシップについても語りました。その経緯と期待を語っています。
「パンデミックの間、家に閉じこもっていた私は、世界中の人々と関係を築く事に多くの時間を費やしました。クリス・ジェリコもまた、人間関係を築くのが得意で、多くの時間を費やしました。そして、彼はマーサ・ハートと非常に良い関係を築いていて、お互いに知り合いになっていました。彼は私に彼女を紹介し、オーエンを何とかして讃える為に一緒に働けば素晴らしいことになると言ったのです。そして、私は"オーエン・ハート・カップ"というアイデアを思いついたのです。」
「映画ではアカデミー賞、テレビではエミー賞などがありますが、プロレスにも"ザ・オーエン"があって、誰もが獲得出来るトロフィーになったら、とても素敵だと思いました。だから、近々、座・オーエンについて詳しくお話し出来ることをとても楽しみにしています。すべての詳細を明かす事はありませんが、ザ・オーエンはプロレス界で非常に重要なトロフィーになるでしょう」
Wrestling Inc
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