CMパンクは日曜日に開催されるAEWのPPV「All Out」でダービー・アリンとの対戦での復帰戦のプロモーションのためにニューヨーク・ポストのジョセフ・スタシェフスキと対談しました。パンクはプロレス界に第二のブームが来ているのではないかと聞かれ、スタシェフスキはWWEがレスナーやベッキー・リンチを復活させたばかりなのに、AEWには勢いがあり、全てのスターがここにいて、業界に再び注目を集めているように感じると指摘しました。
パンクはこれに対し、今は全てが上向きの傾向にあり、ホットな感じがする。ブームとまでは言わないが、ファンが戻ってくる事について語りました。
「人々はいつでもこう考えてる「あぁ、昔は○○人もの人が見ていたのに、その何百万、何千万人はどこに行ってしまったのだろう?」俺は視聴率や人口統計を重視していない。それは俺の仕事じゃない。誰かが好きだからという理由で映画を好きになる事はないし、評価が高いからといってレストランに行く事も無い。アレルギーのあるものが出てきても、それを食べようとは思わない。」
「確かに、今の時代はトレンドだと思うし、熱い物を感じる。これをブームと呼べるかどうかは分からないけど、アティテュード・エラ、どれだけの人が見ていた?つまり、見ていない人が今、たくさんいるということだ。もう見ていないファンを追いかけるのは損だ。俺はアリーナに来てくれているファンに、彼等が望む物を提供し、喜んでもらうことを考えている。」
「テレビ番組のメインストリームの人気、そういうものは素晴らしい。その観客はいずれ来る事が出来ると思うし、それがAEWの持ち味だ。テレビで見て、『スタンドの人達を見て、楽しんでいるな』と思う。あれを見に行きたい。それを見る必要がある。これに参加しなければならない、と思うんだ。もし、見ていない人や10年前に見ていた人を追いかけようとしているだけなら、それは間違い。自ら足を撃ち抜くようなもんだ。」
最近「Heels」のプロモーションのためにTV Insiderとのインタビューを行った際、パンクはプロレスについて"really needs a kick in the dick"とコメントしました。今回のインタビューでこの発言の意味と真意を問われました。
「自分がどこに向かっているかを話す時に、自分がどこにいたのかを話さないようにするのは難しい。俺は後ろ向きじゃない、前向きに考えている。ただ、長い間、一つの味のアイスクリームが続いていたので、AEWが誕生した事は新鮮だと思ってる。両方の場所を批判する事が出来る。けど、AEWの勢いと、街に新しいレストランが出来て、それが評判になっていることを考えたら、そこで出される料理を食べてみたいと思うだろ?」
「もし、1つの映画スタジオが同じ俳優を使って、同じ種類の映画を作ってるとしたら?俺達はこのような状況を少し変える必要がある。俺達は破壊者となり、刺激的なエネルギーを生み出す必要がある。俺が現れる前のAEWはすでにそれをやっていたんだ」
Wrestling Inc
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