AEW:スペイン語実況席で女子世界王者である志田の喋りを揶揄するトークが流出、アジア人へのヘイトスピーチとして炎上
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5月28日放送の「AEW Dynamite」で、女子世界チャンピオンとして歴史的な活躍をした志田光に対し、「1周年式典」が開催されゴールドプレートとダイヤモンドで飾られたベルトが贈呈されました。しかし、このセグメントが始まる前に、スペイン語実況席のマイクがつけっぱなしになっており、彼等の会話はFite TVのコマーシャルブレイク(TV放送中、インターネットの配信側ではAEWのロゴが表示されている)中に音声が誤って流れてしまいました。ここで、彼等は志田のアジア訛りのアクセントをバカにしている様が流れました。
Fightfulでは、ルイス・プリドが翻訳した会話の内容を掲載しました。
Los comentaristas en español de @AEW se han burlado del acento japonés de @shidahikaru durante la pausa publicitaria previa a su segmento en #AEWDynamite.
— Miguel Uceda (@MigUceda) May 29, 2021
Esto es inaceptable @TonyKhan.
Por favor, haced RT para que lo vea la gente. pic.twitter.com/K6TYCZJwLY
アレックス・アブラハンテス:"Do Shida"(彼女のプロモを翻訳して、とウルビーナに頼む)
ウィリー・ウルビーナ:アジア訛りのステレオタイプな喋りで支離滅裂なことを話す。
サンダー・ロサ:"やめなさいよ、ほんとに酷い!"(揶揄するように笑いながら)
ウィリー・ウルビーナ:喋るのをそのまま続けている
サンダー・ロサ:"やめないと、ペンを投げつけるわよ?"(冗談めかして)
ダーシャ・クレト:"黙れよ、意地悪な奴だ"(ウルビーナへの言葉のようだが、かなりトーンが低い)
Lucha Libre Onlineのウーゴ・サビノビッチは自身のアカウントを通じて、この会話について語っています。
「AEW Dynamiteのスペイン語解説席の友人達に、彼等がコマーシャルブレイクをしている間、彼等がしているプライベートな会話はすべてFITE TVに聞こえている事を親切にも思い出させてくれた」
「マイクがオープンになっていたことは、解説者の責任ではない。渡したいの意図は彼等に警告することだけで、彼等はコマーシャルブレイクの時にはマイクをクローズすることに成功している。これは制作上のミスです。2時間目にスペイン語に実況を切り替えた時に気付きました。」
既にこのツイートは削除されています。
3月19日、志田は「#StopAsianHate」に対応するビデオを公開し、誰もが平等に扱われる事を望んでいます。また、AEWはこれまでトランスジェンダーのタレントに対して暴言を吐いた観客を排除するなど、折に触れて人権問題に深い関心を持っているメッセージを発信してきました。当事者であるレスラー達も団体で安心出来る点として上げて来た部分であるだけに、今回の事象がどのように扱われるのか、トニー・カーン達がどのようなメッセージを出すのか、注目が集まっています。
こちらの記事は以下記事にアップデートされています。
AEW:【アップデート】女子世界王者志田に対しアジア人へのヘイトを行ったスペイン語実況アナウンサーを解雇処置
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