カート・アングルは「The Kurt Angle Show」に初めてのゲストを迎えました。ポッドキャストの出演をあまりしないことで知られているランディ・オートンです。オートンはいくつかのトピックについて語りました。その中で、Rawでタッグを組み始めたマット・リドルについて語り、元UFCスターはいつもリング上で余分な事をしていると感じている事に触れました。
オートン「あいつはリングの上で突っ走って行く、あんたを思い出すよ」
アングル「彼は本当に強烈です」
オートン「リングの上で全力でやってる」
オートンはリドルがアングルに似ていると語り、アングルも激しいリングスタイルに同意しました。オートン自身は、個人的には試合中にじっくりと時間をかけて、試合の流れを掌握してからギアを変えるのが好きだと説明しましたが、リドルは異なり、リングの上で全てをやりたがると語りました。
リドルが行ったシェイマスとの試合は、オートンの語る古典的なアプローチに従っていませんでしたが、2人のハードヒットレスラーが織りなすアクションは好きでした。カート・アングルのようにリドルもWWEで成功するだろうとオートンは確信しています。
「あいつはやるだろう、カート・アングルのようにリドルもWWEで成功すると確信している。リングの上で全力を尽くすんだ。最近のリドルとシェイマスの試合は良かった。うまくやった。カートのように成功するだろう。あいつは全てのことによく耐えてると思う、大成功だ。」
また、リドルに対して、こののんびりしたスーパースターを長い間、好きになれなかったものの、1年間ロッカールームで一緒に働いた後、オートンのリドルへの評価は大きく変わったと語りました。2週間前のRawでマット・リドルがAsukaとのプロモ中に台詞を忘れたとき、オートンはバックステージにいました。
オートンはそれを面白がり、リドルが自分のプロモを台無しにしたことで自身のキャラクターをフォローすることになった感じています。オートンは今まで見た中で「最高の出来事」と語り、リドルのスクリーン上のギミックを褒めました。
「2週間前、その場にいました。あいつはRawのライブで自分の台詞を忘れて、スクーターで走り去ったんだ。みんな「これはいい」と思ったんだ。あいつは台詞を忘れてしまったんだなって。あれは俺が今まで見た中で成功のものだった。あいつのバックステージでのキャラクター、つまり"全てがクールだ!"ってことだ」
ブライアン・アルバレスの報告によると、リドルは台詞を言う事になっていたが、その場で完全に頭が真っ白になってしまったものの、ビンス・マクマホンとブルース・プリチャードはこれを笑っていたと言われています。リドルの意図しない失敗は彼のパフォーマーとしての勢いを落とさないどころか、彼はスクーターで走り去る事でよりおかしな姿になり、彼のキャラクターの本質を見せたといえます。
オートンは引退後のプランについても語りました。先週のRawでリック・フレアーと接触した事に触れました。
リック・フレアーはこの週、番組に出演する予定はありませんでしたが、ネイチャー・ボーイは純粋にタレントと一緒に話をするのが好きなのでバックステージにいました。シャーロットがいなかったとしても、フレアーはRawに現れていただろうと、オートンは語ります。
「月曜にリック・フレアーを見たよ、ヘイ、リックってね。実は一緒にホテルから乗ってきたんだけど、聞いたんだ。「今夜の番組で何かやるのか?」って。そしたら、「いや、ランディ、来るのが楽しいんだ。みんなに会うのが好きだし、みんなが話しているのを見るのも、何かをまとめているのを見るのも、何人かの男達と話すのが好きだし、このビジネスが大好きなんだ。その周りにいつころが大好きなんだ」ってね。シャーロットがいなくても、どうせコンラッド・トンプソンは来ていただろう。」
ランディ・オートンはリック・フレアーのビジネスに体する姿勢が好きで、2度のWWE殿堂入りを果たしたフレアーのプロレスに体する純粋な情熱と捉えています。
「あの姿勢が好きだ、あの人はこの業界を、ビンスやWWEだけではなく、プロレス全体を見ていて、俺を幸せにしてくれて、多くのものを与えてくれて、他の多くの人達も幸せにしてくれて、彼がリングの上でやってきたことに何かを感じ取っています」
オートンはフレアーの道をたどり、WWEの新進気鋭のパフォーマーたちにとって"グランドファザー"になりたいと考えています。
「俺もああなりたい、あの人は幸せで満足していて、何も変わらない。これまでに多くの失敗、多くのポジティブな状況、瞬間、ファンにとって100万回以上の記憶に残る瞬間を作りました。いつかあの人のように、自分の作品に満足して、おじいさんになって孫と遊んでる中でWWEのスーパースターになっていた、そういう風になりたいね。」
オートンの引退までの道程はまだまだ長いですが、未来の殿堂入りを目指す彼が、出来る限りプロレスに関わっていくつもりなのは素晴らしい事と言えます。
Sportskeeda
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