ビアンカ・ベレールは、この週末のWWEレッスルマニアで歴史を作りました。2021年の女子ロイヤルランブル優勝者が、サーシャ・バンクスを破り、新スマックダウン女子王者となりました。
32歳のチャンピオンにとって、感動的な週末となりました。ベレールは土曜日にスタジアムに到着した時の様子や、サーシャ・バンクスとの共演など、レッスルマニアの経験について語りました。
「あらゆる種類の感情に圧倒されました。レッスルマニアに参加した、という事実があります。メインイベントだったんです。私達は、レッスルマニアのメインイベントで、歴史を作っていたんです。サーシャ・バンクスを横目で見たとき、思わず笑ってしまいました。2人ともタイトル獲得のために戦っていましたが、この瞬間は私だけのものでも、サーシャだけのものでもなかったんです。」
スタジアムに着いたのは、土曜日の午後1時頃だったそうです。彼女はサーシャとリングの上で向かい合うその瞬間まで期待感が高まっているのを感じていました。
「ついにその瞬間を迎えて、その場に立って、ファンの声を聞く事が出来ました。1年以上もファンがいなかったんです。ようやくファンの声が聞けて、ESTとボスのかけ声を聞く事が出来ました。素晴らしい感覚で、感動で胸がいっぱいになって、とにかく圧倒されました。」
彼女はサーシャと一緒に歴史を作るチャンスを得た事にとても感謝しており、"ボス"は一緒に仕事をする全員を高めてくれると言います。
「彼女はサー社の素晴らしいところは、彼女が接する人を誰でも高めてくれるところです。昨夜、間違いなく私を高めてくれました。私は彼女に永遠に感謝をします。でも、彼女が欲しがっている物は私が持っているので、私達はまだ戦い続ける事になると思います」
過去の失敗があったからこそ、土曜日の勝利がより甘美な物になったと語っています。
「その瞬間をより鮮明にする事ができました。その過程で、NXT王座を狙っていたんです、だけど、手に入れようとしても、手に入れようとしても、手に入れる事は出来ませんでした。悔しい思いもします、ですが、最終的にすべてのピースが揃ったときは素晴らしい気分になります。昨夜、タイトルを手にしたとき、ベルトを見て「これで全てが意味を成すんだ」と口にしたのを覚えています。」
ベレールにとって、スマックダウン女子王座を獲得しただけでも素晴らしいのですが、それをさらに上回るものがありました。それは家族です。家族無しでは同じようには行かなかったと語ります。
「タイトルを獲得する事は素晴らしい事ですが、私の王に夫や家族のような素晴らしいサポートシステムがあれば……。母、父、兄、姪や甥、義理の子供達も一緒にいました。義理の母もです。彼等がその瞬間に立ち会ってくれる事こそが、このイベントの全てなんです。今回のレッスルマニアは、すでに特別なものになっていて、大きな勝利の喜びを感じています。」
ビアンカの父は、今にもバリケードを飛び越えて娘と一緒にお祝いしたいような表情をしていましたが、夫であるモンテス・フォードは我慢出来ずにリングに向かって走り出しました。
「観客が熱狂しているのを聞いて振り向いたら、夫がリングに滑り込んでいたんです。彼は今年のレッスルマニアで試合をすることが出来ませんでした。私は彼がリングに上がれる事、一緒にリングにいることがとても嬉しかったです。私の家族を一緒に客席に飛び込む事が出来ました。今回の試合全体の中で、私が最も大好きな瞬間です。」
フォードは妻を抱きしめた後、肩に乗せてリングを一周しました。レイモンド・ジェームズ・スタジアムの観客の誰もがこの瞬間を忘れることは出来ないことでしょう。
Sportskeeda
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