元NXTのスターは、先週の「マンデーナイト・ロウ」のデビュー戦で、レッスルマニア37でのRAW女子王者アスカへの挑戦を表明しました。これにより、彼女は昨年はパンデミックによって逃したレイモンド・ジェームス・スタジアムでのパフォーマンスのセカンドチャンスを得ることが出来ました。齢24歳のリア・リプリーに話を聞きます。
NY:1年前、あなたは、レイモンド・ジェームズ・スタジアムでの初のレッスルマニアに向けて撮影を行っていました。しかし、パンデミックによってそれは実現しませんでした。1年後、世界があなたにチャンスをもたらしてくれることを考えていましたか?
「もちろんです。私の最初のレッスルマニアがパフォーマンスセンターで行われたことを考えると、面白いですね。私にとっては、とてもエキサイティングなことです。観客のみなさんの顔を実際に見るのが待ち遠しいです。」
NY:メインロースターに上がることを知った心境は?
「とても興奮しました。正直なところ、知ったのは超遅かったのですが、プロレスってそういうものです。私にとっては新しい冒険と言えます。NXTが恋しくても、ガールズが恋しくても、私にとっては新しい門出であり、新しい人達と新しいことを経験することが出来ます。怖くて怖くて神経質になっていましたが、それでも超興奮していました。」
NY:それはトリプルHから伝えられましたか?
「プロデューサーの1人から伝えられました。トリプルHはその時、忙しかったんです。でも、後になって私に伝えてくれて、一緒に考えてくれました。」
NY:デビューの準備をしていて、ある時「アスカを呼び出して、レッスルマニアに行くことになった」と知るわけですが、この2週間はどんな感じでしたか?
「(笑いながら)それがちょっと面白くて。ここ数週間、実際、ケータリングにいただけで。RAWのショーを見たり、ケータリングを冷やかしてただけで、実際、自分に本当は何が起こっているのか、何が計画されているのかもよく分かってなかったんです。ただ食べ過ぎちゃって!それが何週間も続いてて、先週の午後4時頃に何が起こっているのかを知りました。他の人達と同様に、私に取ってもショックなことでした。とっても驚いたし、とっても興奮しました。」
NY:アスカと一緒にレスリングをしたり、仕事をしたりする機会があることについて、最も興味をそそられることはなんですか?
「色々あります。私が17才の時に3ヶ月間のツアーで日本に行って、その時にアスカと一緒に仕事をしていることを覚えています。彼女は私のことを全く覚えていないと思いますが、私は彼女のことを本当に覚えています。彼女の見た目はとてもクールで、彼女のレスリングが大好きでした。彼女がNXTで活躍するようになってから、彼女が連勝を続けていたときから見ていました。それを破るのは私だと思っていました。残念ながら、そうはなりませんでしたが(笑)」
「アスカとのプロレスはいつも興味深いです。この試合は間違いなく、とてもハードな試合になると思いますし、私も、そして願わくば彼女も、これまでに見たことの無いような新しいチャレンジをすることになるでしょう。私達のレスリングは全く違うようでいて、どこか似ている。皆さんに素晴らしい試合をお見せ出来ることをとても楽しみにしています。」
NY:シャーロット・フレアーはパンデミックの影響を受けていますが、彼女はレッスルマニアの試合に出演する可能性があります。トリプルスレットというアイデアを歓迎しますか?また、あなた自身の個人的なストーリーがレッスルマニアで収まるように、彼女も参加させることは出来ますか?
「彼女が加わった場合でも、私は試合に参加したいと思っていますが、利己的な意味で、アスカと1対1の試合をしたいとも思っています。それは私が長い間望んでいたことです。ずっとアスカと一緒にリングに上がりたいと思っていましたし、ここまで一度も1対1の試合をしたことがありませんでした。だから、皆が本当に期待している要素があると思っています。もし、シャーロットが試合に加わることになっても、文句を言うつもりはありません。素晴らしい試合になるでしょうし、素晴らしいストーリーになると思います。だから、どうなるかは見てのお楽しみということで。あなたがおっしゃるように、彼女はいつも自分のやり方を持っていますから、最終的にはそうなるでしょうが、それは私が決めることではありません。だから、どちらにしても幸せに思います。レッスルマニアで試合が出来るだけで幸せですし、シャーロットがいてもいなくても、素晴らしい試合になると思います。」
NY:それを踏まえての質問です。「Monday Night Raw」版のリア・リプリーは、NXTで見たものとは違うもの、あるいは元に戻るもの、どのようなイメージをしていますか?あなたのRaw Talkでのインタビューによると、あの意地悪な性格が少し戻ってきたようですね。
「ここ数週間で色々と考えました。NXT時代のことを考えて、人々が私を押し上げようとしていることに少し甘えてしまい、リア・リプリーという名前に関心がなかったことを思い出しました。私は、あらゆる方向からこの名前を呼ばれていました。私は人々にリア・リプリーを怖がってもらいたいのです。みんなが仲良くしているのが好きではありません。だから、私はNXTやNXT UKが始まった頃のように自分の精神状態を周囲を気にしない状態に戻そうとしています。何故なら、私がここにいる理由はただ一つ、自分が成し遂げたいことを全て達成するためです。今、私の頭の中にあるのは、それだけ、金メダルが欲しい、頂点に立ちたい。私は「Monday Night Raw」の顔になりたいのです。ですから、自分の中でその全てを描き出し、全てを気にするのをやめなければいけません。」
NY:NXTでは、キャラクターが見せた少しの優しさが注目をされたように思いますが、プレゼンテーションから少し離れてしまったと考えていますか?
「そうですね、私の気を使わない態度が人々を惹き付けていたのだと思います。自分で言うのもなんですが、私はいつも人をいじめ、見下していました。私は誰のことも気にしていませんでしたがなぜか人々は私のことを気にかけてくれました。私を好きになりたければ、好きになればいいし、嫌われるなら嫌われるでいいです。正直に言うと、私はもう気にしていません。私は自分の仕事をし、良いショーを見せるためにそこにいるのです。私を愛してくれれば、それでいい。嫌われても構いません。」
NY:ロイヤルランブル、サバイバーシリーズ、そして昨年のレッスルマニアで試合をしたことで、メインロースターに参加するための準備が出来たと思いますか?メインロースターの状況を知らずに、冷たくされて入ってくる訳ではないですよね。
「この場所での準備は間違いなく出来ています。例えば、私はいつもストレスを感じやすいタイプです。全てが完璧であってほしいと思っています。だから、サバイバーシリーズに参加して、キャプテンになって、全ての責任と重圧を背負って、それでもそれを克服して、最後までやり遂げて、自分達のやったことに満足出来たことは間違いなく今回のために役立ちました。特に、リイヤルランブルでは、2週間ほどレスリングをしていませんでしたからね。そのおかげで、何事にもノリノリで取り組むことができました。」
「ストレスや不安は常に抱えているものなので、それに備えることが出来ています。この場所は私にとってとても重要で、今はさらに高まっています。レスリングが私にとってとても重要です。私は自分が出来る限り最高のショーにしたいと思っています。でも、何よりもストレスや不安が大きいかもしれません。」
NY:女性で初めてのNXT UKチャンピオン、NXYチャンピオン、そしてメインロースターのシングルチャンピオンになることは、あなたにとってどんな意味がありますか?
「そう言われると、超興奮しますね(笑)みんなが私を信頼し、私がWWEでタイトルを持つことを信じてくれていると思うと、信じられない気持ちになります。史上初のNXT UK女子チャンピオンになれたことは素晴らしいことで、一生の思い出になりました。私はブランドを作るのを手伝うことが出来、それは私にとって信じられないことです。そして、NXT女子チャンピオンになっただけじゃなくて、シェイナ・ベイズラーの連勝を止めた人間になれたことも信じられないことです。願わくばまたそれができるとおいいですね。私は「Monday Night Raw」のプロモーションや放送を手伝いたいと考えています。私が"Raw"の女子チャンピオンだったと言えたら、本当に素晴らしいことだと思うので」
NY:ラクエル・ゴンザレスとのラスト・ウーマン・スタンディングの試合をどのように歩頃に思っていますか?あなたが負けたことを知っていますが、それが彼女をNXT女子チャンピオンに押し上げたように思います。
「あの試合は私のお気に入りの一つです。あの試合に至るまでのストーリーは、私にとって、とても意味のあるものでした。ラクエルは、NXTでの全てを一緒にやってきたメンバーで、彼女はNXTの顔になると信じられたりするような見方をされることがありませんでした。彼女は何をやってもすばらしいので、本当に悲しかったんです。彼女は素晴らしいアスリートであり、テレビに出る度にどんどん良くなっています。ラスト・ウーマン・スタンディングの試合をすることが出来て本当に感謝していますし、嬉しいです。私が彼女にトーチを渡して、彼女がNXTのモンスターになれるようにしたと言いたいぐらいです。」
NY:ファンと一緒にスタジアムに入り、レッスルマニアの瞬間を迎えることに付いて話しました。リングに迎え前、あるいは上がる前に、何かを感じ取ろうとしていますか?
「そうですね、と言いたいところですが、私の場合、1時間に100万マイルの速さで進み、全てが終わって、ベッドの中で「わぁ、私は何をしていたんだろう」と思うでしょう。あまり自信はありませんが、おそらくそういうことになるでしょう。なぜなら私はとてもクレイジーで、一日中止まることがないからです。そしてそれが終わった時には「うわー、めっちゃよかったわー、クール!」と思うでしょう。そして、アスカにケツを蹴られて苦しくて寝てしまうかもしれませんね(笑いながら」
NY:少なくとも痛みがあったとしても、チャンピオンベルトが隣にいてくれたら、眠ってしまうかもしれませんね。
「そうなればいいのに(笑いながら」
NewyorkPost
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