ナタリアはカルガリー・サン誌のコラムで、プロレス界のレジェンドである"ブリティッシュ・ブルドッグ"デイビー・ボーイ・スミスと、彼が2020年WWEホール・オブ・フェイムにて殿堂入りすることに焦点を当てています。またこのコラムは、昨年のホール・オブ・フェイムがパンデミックによって中止になり、今年、昨年と今年の入会を合わせて発表することとなったため、昨年書いたコラムを掲載しているとのことです。
ナタリアは叔母であるダイアナ・ハート=スミス(ブレット・ハート、オーエン・ハートの兄妹)にインタビューし、亡き夫がWWEから表彰されることについて考えを聞きました。
「1981年の春、まだ18歳のデイビーのレスリングを初めて見た時から、彼はすごいと思っていました。彼は試合を重ねるごとにどんどん強くなっていきました。デイビーは本当に素晴らしい選手でした。1981年から2021年に遡り、ついにデイビーがWWEの殿堂入りを果たすことになり、私はすごく興奮しています。」
「彼はファンを愛し、WWEファミリーの一員であることを愛し、家族を愛していました。彼にとってとても名誉なことだと思います。デイビーがキャリアで成し遂げたことをとても誇りに思います。彼はこの偉大な、苦労を重ねて手に入れた特権で、不滅の存在であり続けることでしょう。」
続いて、ブルドックの娘、ジョージア・スミス(デイビー・ボーイ・スミスJr.の妹)とも話しました。彼女は今回の入会は、父親のレスリングの遺産に欠けていたパズルのピースのようなものだと語りました。
「家族と私はこの時を何年も待ってました。これは父のレスリングの遺産に欠けていたパズルのピースのようなものです。父である"ブリティッシュ・ブルドック"デイビー・ボーイ・スミスがWWE殿堂入りしたことを、とても誇りに思い、興奮し、世界で一番幸せに思います。」
また、デイビー・ボーイ・スミスJr.にも話を聞いたところ、彼は1992年のサマースラム、イギリス、ウェンブリー・スタジアム完売の満員の観客の前で行われた父と叔父ブレット・ハートの伝説の一戦について感想を述べました。
「92年サマースラムは、父デイビー・ボーイ・スミス、叔父ブレット・ハート、そして世界中のWWEファンにとって特別な瞬間でした。8万人以上のファンがイギリスのウェンブリー・スタジアムに詰めかけ、私が考える史上最高のインターコンチネンタル選手権試合を観戦しました。子供の頃、このようなスペクタルを生で見ることが出来たのは素晴らしいことでした。自分がどれだけレスリングを愛しているか、そして自分のキャリアとしてレスリングをやりたいと思ったきっかけとなった試合の一つです。」
「ブレットとデイビーはイギリスでも人気がありました。この試合は、エキサイティングで、激しく、一進一退のシーソーアクションで、素晴らしいストーリーが展開sれました。試合のエンディングでは、サンセットフリップのリバースからのカウンターが見事で、これまでに見たことの無いものでした。アリーナは大盛り上がりで、父が勝利を手にしたとき、ファンの声援の声が凄過ぎて自分の声さえも聞こえなかったほどでした。この試合は何度見ても飽きない試合です。私はあの試合の2人をとても誇りに思います。」
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