15日に開催するROH『Final Battle』でルーシュの持つROH世界ヘビー級王座に挑戦するPCOがMain Event Radioに登場。ROHに関する様々な話題に答えています。
▼2019年のROHについて
2019年はコーディ・ローデス、ヤングバックス、アダム・ペイジなどの離脱により選手層が薄くなったり、6月に起きたブリー・レイ(ダッドリーズのババ・レイ)とファンの衝突、11月に発覚した女子王者ケリー・クラインとの問題など様々な状況が重なっており、現時点で会社の士気はどうなっているのか
「チームとして非常に素晴らしいスピリットを得た。妬みや僻みを目にする事が無い。みんなで旅行するわけではないが、集まれば良い関係になれて、ロッカールームの雰囲気は最高だ。2週間前にボルチモアで大きな会議を開いて、これからに付いて話し合った。シンクレアブロードキャスティングはでかい塔みたいなものだ、全米に217の放送局がある、ROHは良い状況だ」
▼ROHがしてくれるケアについて
「シンクレアの社長は世界中の放送局、カナダ、イギリス、南アフリカ……様々なところでROHの番組を放送出来る事に満足してくれている。レスラーは減ったが、多くの人がROHを見てくれて、マーチャンダイズでお金を生むことが出来ている。」
「マーティー・スカルが口を5針縫う怪我をした時も、彼がイギリス人だから5000ドルかかるとなった時も会社は全額出した。俺がセメントの床に頭を打ち付け割れたときもCTスキャンをかけて全額を払った。オフィスはレスラーの面倒をきちんと見て、請求書の支払いをしてくれる。才能を人間的、職業的に認めてくれる、WWEと比較が出来る」
「ROHの方がWWEよりずっと丁寧に扱ってくれる。ファーストクラスのホテルに泊まって、どの航空界社で行きたいか聞いてくれる。プロフェッショナルだ。オフィスにはきちんと心があって、俺は会社が成長していくのを見る事が出来た。確かに短い期間で多くのレスラーがいなくなったし、傷ついた。ROH再建中だ。2020年には新しい事がいくつも起きる」
▼WWEとAEWとの競争について
「レスラーとして奴らと勝負がしたい。俺たちはAEW、WWEと競争力を高める計画を立ち上げている。ショーをより良くしたいし、業界の画をさらにでかくしたいんだ。」
PCOが語る内容が事実なのであれば、ケリー・クラインが頭部の負傷をした際の対応、その後のTwitterでの暴露、公式アカウントでのケリー・クラインへのブロックと随分と温度差があるようにも感じます。
また、ファーストクラスの下りもレスラーにとっては良いかもしれませんが、新日本プロレスのフロントが難色を示しているのはこの辺りのコスト感という感じもします。ただ、才能のある人間が集まっているというのは確かではあり、選手が次のメジャー団体に進むためのステップアップする団体ではなく、新たな選択になれるよう手を打つ必要があるのではないでしょうか。
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