ROH:7.26PPV「Death Before Dishonor」の女子王座戦2試合が発表!アテナvsアミナタ、スタークスvsベルベット、手負いの世界王者アテナは防衛することが出来るのか。

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7月26日金曜日に開催されるROH Death Before Dishonorで行われる2つのタイトルマッチが発表されました。 女子世界チャンピオンのアテナは、クイーン・アミナタを相手にタイトルを防衛することになりました。この試合は木曜日のROHで発表されました。アテナは5月から活動を休止しており、リング上での欠場はストーリー上の負傷が原因とされています。女子世界チャンピオンは5月の最後の試合で怪我の恐怖に苦しみましたが、それはストーリーの中で誇張されています。 アテナの「手先」ビリー・スタークスもDeath Before Dishonorでタイトルを防衛します。PPVでレッド・ベルベッドを相手にROH Women's TV 王座の防衛戦を行います。 木曜日の放送では、リー・モリアーティーがROH Pure Championship Proving Groundの試合でウィーラー・ユータとタイムリミットで引き分けたので、チャンピオンシップへのチャンスを手に入れましたが、まだPPVでは公式に発表されていません。 Wrestling Observer 

WWE:ケイン・ヴェラスケスとは一体、何者なのか

WWEにとってブロック・レスナーとはある種の象徴でもあり、疫病神でもある。その登場から、存在、そして戻って来るタイミング、ありとあらゆる状況において多くのレスラーの前に立ちはだかる壁となる。それは彼のフィニッシャーF5の如き災害のように全てを飲み込む。

▼レスナーの顔色を変えた男ケイン・ヴェラスケス

5月のPPVマネー・イン・ザ・バンクでWWEに戻って以降、レイ・ミステリオとその息子を襲撃するなどレスナーは暴れ回って来たわけだが、ミステリオが連れて来たのがメキシコ移民を父に持つケイン・ヴェラスケスだったのだ。

2人は9年前のUFC121でUFCヘビー級王座をかけて戦い、レスナーはヴェラスケスに王座を奪われている。 10月に行われたクラウン・ジュエルではヴェラスケスが非常に短い時間で敗北したものの、WWEとの契約は3年と見られており手術が予定されている膝の状況を見ながら再び現れるだろう。

そんな中、彼はこんなツイートをした。


なんと、カリストとグラン・メタリックと合同トレーニングをしてルチャを習ったらしい。185cm、108kgがルチャを覚えるというのはとてつもない話である。

というのも、ヴェラスケスのレスラーとしての所属はAAAであり、ルチャの動きというのは身につける必要があるわけで、アメリカにいる間もこうしてトレーニングが出来るというのは彼にとって願ったり叶ったりと言える。

▼UFCヘビー級王者に2度輝いた男。


彼の経歴は言うまでもなく UFCヘビー級王者に2度輝いた、ということだ。カレッジレスリングでNJCAAナショナル王者になった後、総合格闘技へ転向。同じヘビー級、ライトヘビー級の2階級制覇を成し遂げたダニエル・コーミエやライト級王者のハビブ・ヌルマゴメドフらと同じキックボクシングアカデミーに所属、06年にストライクフォースでデビューした。

ヘビー級の中では大柄ではないものの、常に圧力をかけ、前身してくるスタイルとテイクダウンの強さから"ヒョードル2世"の呼び名も高く、あれよあれよと言う間に王座への階段を登っていき、2010年、アントニオホドリゴノゲイラとの一戦で、下馬評では不利と見られていたものの1ラウンドKOという衝撃的な結果で、レスナーへの挑戦権を獲得したのだ。

その後、幾度となく怪我に泣かされながらも、ドス・サントスとの王座戦などUFCの歴史に名前を刻み込む。彼は王座だけでなく、UFCヘビー級における幾つもの記録、KO、ストライク、テイクダウンの記録を持ち、それまでの戦い方とは異なる新たなMMAの歴史を作った存在と言える。

▼プロレスと総合格闘技の親和性

プロレスラーと総合格闘技の流れというのは、アメリカでもまだまだ良いとは言えない。 プロレスラーから総合格闘技といえばレスナーが際立っているが、CMパンクやヘイガーのようにチャレンジの半ばにいるものもいる。

総合格闘技の側からプロレスラーに入ってくる選手というのは、何人かいて、ロンダ・ラウジーはその代表格と言える。彼女はロディ・パイパーへの敬愛を貫くことでそれが観客にも認められたと言える。

どちらも経験していると言えば、今やWWEパフォーマンスセンターのコーチとなったケンドー・カシンもセンターには総合格闘技を経て入って来ている選手やアマチュアのアスリートも多いが、成功するかどうかはプロレスを好きになるかどうかにかかっていると口にしていた。

運動神経がどれだけ良かったとしても、ビジネスとして重要な部分というのがプロレスには存在しており、観客もまたそれを見計っているというのは確かなことだろう。

ヴェラスケスは、小さい頃からこのスポーツのファンだ、と語っている。メキシコ移民を父に持つ彼にとって、プロレス、WWEもルチャも彼の生活の隣に常にあったものなのだ。

総合格闘技の競技者としての活動を引退してプロレスに来ること、また10月の試合内容に関してプロレスをしていないという見方もあるが、膝の怪我、スタイルをどうプロレスに混ぜ込んでいくのかというのはこれからのことである。センターではノーマン・スマイリーがついているのだから心配することは無い。

▼メキシコでプロレスラーで総合格闘技といえば

この記事を書いている最中に、そういえばあの人は今、何をしているのだろうと思い出した。メキシコ人で、プロレスラーで、総合格闘技と言えば、ドスカラスJrことアルベルト・デル・リオである。今やGMとして活躍するペイジとの大喧嘩で警察沙汰となり、インパクトを離脱したのまでは見ていたのだが。


なんと、ティト・オーティズと対戦するらしい。長らくUFCミドルヘビー級トップ選手として名を馳せたティトだが、ここ5年程はベラトールへ戦場を移した後、17年に選手としては引退、去年の年末にデラホーヤが主催した興行でチャック・リデルと対戦をしたが、ここに来て、この男と対戦するとは驚いた。

しかし、アルベルト・デル・リオは去年、プロレスからは完全に引退するとも語っており、リングの上でヴェラスケスと対峙することはなさそうだ。ドスカラスJrとUFC世界王者、十分に面白いと思うのだが………



ヴェラスケスはスケジュール的に近々、膝の手術に入り、レッスルマニアに向けて調整をしていくと見られている。次に現れた時にはレスナーをジャベで仕留めるヴェラスケスを拝むことになるかもしれない。

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