ROH:7.26PPV「Death Before Dishonor」の女子王座戦2試合が発表!アテナvsアミナタ、スタークスvsベルベット、手負いの世界王者アテナは防衛することが出来るのか。

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7月26日金曜日に開催されるROH Death Before Dishonorで行われる2つのタイトルマッチが発表されました。 女子世界チャンピオンのアテナは、クイーン・アミナタを相手にタイトルを防衛することになりました。この試合は木曜日のROHで発表されました。アテナは5月から活動を休止しており、リング上での欠場はストーリー上の負傷が原因とされています。女子世界チャンピオンは5月の最後の試合で怪我の恐怖に苦しみましたが、それはストーリーの中で誇張されています。 アテナの「手先」ビリー・スタークスもDeath Before Dishonorでタイトルを防衛します。PPVでレッド・ベルベッドを相手にROH Women's TV 王座の防衛戦を行います。 木曜日の放送では、リー・モリアーティーがROH Pure Championship Proving Groundの試合でウィーラー・ユータとタイムリミットで引き分けたので、チャンピオンシップへのチャンスを手に入れましたが、まだPPVでは公式に発表されていません。 Wrestling Observer 

11.20AEW DARKに登場する #STRONG HEARTS の新たな男とは



13日放送のAEW Dynamiteの前後で収録された来週20日に放送のAEW DARKにてヤングバックスと対戦したのは、#STRONG HEARTSからT-Hawkとエル・リンダマンの2人。まずはこのユニットについて話さなければいけない。
 

▼#STRONG HEARTSは越境ユニットである

新日本を中心に見ている人にとっては、#STRONG HEARTSというのがどんなユニットなのかをまず説明する必要がある。DRAGON GATEを元にOWEへと移ったメンバー、それに外国人メンバーを加えた越境ユニットであり、AEWではお馴染みとなったCIMAが率いるユニットである。


ドラゲーを離れ、中国での活動を行っていくと思われていたが、突如、武藤率いるW-1へ襲来。CIMAの巧みなマイクと展開の早いチームワークで翻弄、 さらには欠場していた吉岡世起をユニットに引き入れる。さらに、魔の手はDDTへと伸びる。何度か記事にも登場しているDDTのエース竹下が率いる ALL OUTとの全面対抗戦で緊張状態を生み出した。
 

▼結成の影には実はリコシェが

さて、このユニット、実は結成に至るまでにあのリコシェが関わっている。リコシェが日本でブレイクしたのは新日本ではない。元々ドラゴンゲートで CIMAが連れてきた有望外国人であり、かつてはPACやヤングバックスも同じようにCIMAを通してドラゴンゲートにまず上がった、というのが日本での ブレイクのきっかけとなっている。

2017年11月、リコシェはドラゴンゲートでの最後の試合を行うが、 その際、タッグパートナーだったCIMAに新しい仲間を紹介する。デスモンドザビエルとザカリーウェンツの2人はCIMAと行動を共に。この2人 を伴ってOWEでの活動を始めたわけだが、CIMAはさらに中国での生徒、ジンジャーを連れて、ドラゴンゲートでの勢力を拡大する。

2018年、VreserKというヒールユニットに所属していたT-HAWK、エル・リンダマン、CIMAと同じオーバージェネレーションというユニットに所属していた山村長寛がOWEでの活動に移行することが発表され、本格的にユニットが動き出すこととなったのだ。
 

▼T-HAWKとは

駒大苫小牧野球部出身、デビュー当時から恵まれた体格で体のキレとバランスの良さが際立っていたものの、若手時代はキャラの無さから何度も改名を強いられ、先輩である谷崎 なおきに代わり谷崎 なおきを名乗るなど理不尽極まりないイジリを受けてきた。




しかし、若手の中で有望株なのは間違いなく、ドラゴンゲートではタッグ王座を5回、6メンタッグ王座を4回、シングルトーナメント優勝、タッグリーグ2度優勝、DDTで6メンタッグ王座を穫り、W-1に至ってはシングル王者にもなっていて、実力派折り紙付きである。

CIMA との対戦でも結果を残しており、#STRONG HEARTSで最もテッペンに近い男と言えるだろう。AEWでもCIMAと組みタッグ戦を行ったのだが、ダスティン・ローデスなど今までドラゴンゲートに いては接触出来なかったベテランの選手と試合をする経験はT-HAWKの今後に大きな影響を与えるだろう。
 

▼今ノリにノッテるエル・リンダマン

AEW Dynamiteが始まって初登場となるのがエル・リンダマン。しかし、実はAEW旗揚げ興行であるDouble or NothingにてCIMA、T-Hawkと組み、SCUと対戦していたのでAEW自体に参戦するのは二度目となる。

2014年、デビュー戦の相手がT-Hawkであり、この年、週刊プロレスの新人賞を獲得している。王座は獲得していないが、実はエル・リンダマンが最も注目されているのは、マイクのスキルだ。





161cmと小柄だが、小憎たらしい動きとCIMA顔負けのマイク、間の取り方がヒールユニットとして他団体に参戦した時に非常に上手いのだ。

先日記事にしたW-1で近藤とCIMAがタッグを組んだその裏で、近藤に捨てられた征矢が対戦相手だったリンダマンにタッグ結成を持ちかけるという展開になった時も、本当はCIMAに言いたいことあるんだろ、内緒にしてやる!と迫られると、絶妙な間を見せた。

 11.11 Wrestle-1 近藤修司がCIMAと結託!?浮かび上がったAEWとの関係とは

一方、試合のスタイルとしてはパワーとスピードの両方を活かし、倒れても倒れても折れない体の強さが非常に魅力的な選手なのだ。
 

▼#STRONG HEARTS-DDT-海外-AEWを結ぶ先、あの男の存在

ここまでで#STRONG HEARTSがどんなユニットで、AEW DARKに出る2人はどんな選手なのかは理解していただけたと思う。

個人的に、#STRONG HEARTSがAEWの中での存在を強めていくのであれば、絶対に見たいのが入江茂弘である。



でら名古屋プロレスでデビューし、DDTに所属。海外遠征にも頻繁に出ている。DDTにてKO-D無差別級王座、タッグ王座を3度、6メンタッグは6度戴冠、大日本と全日本でもタッグ王座を獲得し、海外SSWのシングル王座も獲得している。

2018 年DDTを離脱し、海外に活動を移すと英独を中心に精力的な試合を展開。特にイギリスのProgress(オスプレイがデビューした団体としても有名)で は絶対王者と言われるウォルター自ら最強の挑戦者との呼び込んだ一戦はヨーロッパのファンの間で入江の名前を一気に広めた試合となった。

そして、今年、突如#STRONG HEARTSの一員として呼び込まれるや、W-1でのタッグトーナメントにも出場、まさにお膳立ては完璧に出来ていると言っても過言ではない。
さらにこんな試合も実はあったのだ。





DDTでの一戦、KO-D無差別級王座に挑戦をしたのは、なんと今やインナーサークルのお調子者として知られるサミー・ゲバラ!

必ずAEWに現れれば、驚くようなインパクトを見せるであろう入江、さらにはOWEで研鑽を重ねる多くの中国人選手が世界に出てくるようになれば、流れが変わるに違いない。今回の#STRONG HEARTSの出場はその序章に過ぎないのかもしれない。

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